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Skincare
2024.03.05

正しい保湿ケアとは?コツを覚えてみずみずしい肌をキープしよう

「肌にとって保湿が大切であることはわかっているけれど、具体的に何をしたら良いの?」「正しい保湿の仕方は?」と悩んでいませんか。この記事では、コスメコンシェルジュである筆者が、正しい保湿ケアについてまとめました。保湿しないと起こる肌トラブルや、スキンケアのコツなども詳しく紹介しているので、みなさんも、ぜひ保湿ケアに取り入れてみてください。

目次

  1. 保湿とは
  2. 保湿をしないとどうなる?起こりうる肌トラブル
  3. 化粧水だけではNG?正しい保湿ケア方法
  4. まとめ

保湿とは

スキンケアの要となる「保湿」とは、肌に水分を与えたり肌の水分蒸発を防いだりして、そのうるおいをキープすることをいいます。なぜ保湿力が低下するのか、そして、なぜ保湿ケアが大切なのか、まずは保湿の基本から見ていきましょう。

保湿はスキンケアの基本

保湿して肌の角層にうるおいをキープすると、肌のバリア機能を高めることができます。肌のバリア機能とは、外的刺激から肌を守り、肌内部の水分が逃げていくのを防ぐ役割を指します。保湿ケアを行ってバリア機能を高めておけば、肌の調子が整いうるおいを逃さずにキープすることができるでしょう。

保湿力が低下する原因

保湿力が低下する原因には、以下のようなものがあげられます。

  • 温度や湿度の変化
  • 空調
  • 紫外線
  • 間違ったスキンケア

気温が低くなると、汗をかきにくくなります。すると皮脂の分泌量も下がり、うるおいをキープするための皮脂膜が作られにくくなり、皮膚の水分が失われやすくなります。

また、乾燥する室内では洗濯物がよく乾くと感じたことはありませんか。湿度が低いと、洗濯物の乾きが良くなるのと同じように、肌も乾燥しやすくなります. 。エアコンを使う時期はとくに湿度が下がり、特に保湿力が低下しやすくなるので注意しておきましょう。

このほか、紫外線によるダメージや間違ったスキンケアでも、肌のバリア機能は低下します。肌のバリア機能が低下すると、肌のターンオーバーが乱れます。すると、肌が水分をキープする力が弱まって、保湿力が低下するので注意が必要です。

保湿ケアのメリット

肌は、ターンオーバーを繰り返すことで健康な肌を保っています。ターンオーバーはさまざまな原因によって乱れますが、適切な保湿ケアを行えば、ターンオーバーのリズムを正常に整えることができます。

保湿ケアで水溶性成分と油溶性成分をバランスよく補うことで、肌のモイスチャーバランス(肌がもともと持っている保湿成分と、油分、水分のバランス)が整いターンオーバーが正常に働きやすくなるという仕組みです。

また、ターンオーバーが整えば、角質の水分量が上がり肌のバリア機能が整い、乾燥や肌荒れといって肌トラブルの予防にもつながります。

保湿をしないとどうなる?起こりうる肌トラブル

保湿ケアが重要というものの、保湿しないと一体どうなるのでしょう。ここからは、保湿を怠ることで起こりうる、主な肌トラブルについて解説していきます。

乾燥による小じわが増える

肌が乾燥し、各層の水分量が低くなると、「ちりめんじわ」や「乾燥しわ」とも呼ばれる、小じわが目立ってしまいます。これは、目尻に現れることの多い表情ジワとは異なり、乾燥が原因で起きる小じわです。肌が乾燥してキメが粗くなったり、皮膚の柔軟性が失われたりすることで起こると考えられています。

毛穴が目立ちやすくなる

肌が乾燥すると、毛穴が目立ちやすくなります。乾燥によって毛穴周辺の肌が引っ張られ、毛穴が大きく開いてしまうのです。さらに、毛穴が変形して小じわのように見えることも。肌を保湿することにより、このような毛穴への悪影響を避けることができます。

肌がくすみやすくなる

肌が乾燥すると、肌がどんよりとくすみやすくなります。乾燥した肌は、光の反射量が減るため透明感が低く、にごって見えてしまいます。一方、保湿ケアで肌がうるおった状態であれば、光が反射して透明感のある肌に見えます。肌にうるおいを与え、透明感のある肌を目指しましょう。

肌荒れしやすくなる

肌が乾燥すると、肌がデリケートになり肌荒れを起こしやすくなります。これは、肌が乾燥することによって肌のバリア機能が低下するから。外部からの刺激を受けやすくなるので、肌の炎症を起こしやすくなります。また、一度肌荒れを起こすと、肌の水分はさらに失われてしまうため、悪循環に陥ってしまいます。

化粧水だけではNG?正しい保湿ケア方法

肌の保湿では、水分のほか、油分も補わなければなりません。そのため、水分を与える化粧水だけで終わらせるのはNGです。ここでは、保湿ケアで守るべきポイントについて、わかりやすく解説していきましょう。

洗顔は皮脂を取りすぎないようやさしく行う

保湿ケアは、洗顔から始まっています。洗顔で皮脂を取りすぎてしまうと、肌がうるおいをキープできません。洗顔するときには、皮脂を取りすぎないように気を付けるのがポイントです。熱すぎず冷たすぎない体温程度のぬるま湯を使い、必要な皮脂を逃さずに洗いましょう。

また、ゴシゴシ洗いをしないことも大切なポイントです。ゴシゴシ洗うと肌の汚れだけでなく、肌に必要な皮脂まで落としてしまうほか、肌にダメージを与えかねません。たっぷりの泡で顔を包み込むように、やさしく洗いましょう。

入浴や洗顔後は一刻も早く化粧水を使う

入浴や洗顔後は、みるみるうちに肌が乾燥していきます。肌の乾燥状態を避けるためにも、入浴や洗顔後は一刻も早く化粧水を使うことが大切です。すぐに使えるポンプタイプやミストタイプの化粧水や、プレ化粧水(次に使う化粧水の浸透を高める化粧水)を準備してから入浴してみてはいかがでしょう。

必ず乳液やクリームなどを使い肌に蓋をする

化粧水を使ったからと安心してはいけません。保湿ケアは、肌に水分を与えて、そのうるおいをキープすることが大切です。化粧水で与えた水分は一時的なもので、そのままにしておくと逆に乾燥してしまうケースも。必ず乳液やクリームなどを使いましょう。

油分の多い乳液やクリームは、肌のうるおいを閉じ込めて水分が蒸発するのを防ぎます。水分の蓋の役割をするのが、乳液やクリームと覚えておきましょう。

保湿スキンケアは1日2回が理想的

肌を保湿する回数は、1日2回が理想的です。夜だけで良いと思う方もいるかもしれませんが、1日1回のみよりも2回の保湿ケアのほうが効果を期待できます。逆に回数が多すぎると、油分の与えすぎとなり肌荒れしてしまうことも。1日2回にとどめておくのが理想的です。お気に入りの化粧水や乳液などを使って、朝晩の保湿ケアを心がけましょう。

まとめ

保湿は、肌のバリア機能を高めて肌のうるおいを保つために、非常に重要なスキンケアです。正しい保湿ケアを行えば、乾燥だけでなく小じわやくすみなど、さまざまな肌トラブルを回避することができます。正しい保湿を身につけて、肌トラブルに悩まされない、みずみずしい肌状態をキープしていきましょう。
吉井 美佳/ライター・コスメコンシェルジュ
宮井 美佳/ライター
自身のお肌で悩んだことがきっかけとなり、コスメコンシェルジュの資格を取得。美容サロンのビューティープランナーとして、正しいお肌のお手入れについて提案してきました。美容知識をわかりやすく解説するほか、スキンケア系ウェブメディアでは、本当におすすめできる情報を厳選して発信しています。